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2015年4月5日日曜日

再生エネの転売益返納とはどうゆう事か!?

再生エネの転売益返納 経産省が対策


これは太陽光システムをもってる僕にとってどう読み取ったらいいかいろいろ関係者に聞いたり経産省のWebを見ながら考えてみた

結論からいうと、固定価格買取制度の抜け道を利用して不当に利益を得ている一部の企業を締め出そうってことみたい。
僕的には、120%賛成だしね。

2016年4月から、電気の市場での販売価格が小売業者が再生エネを仕入れる価格を上回る場合、差額をすべて国の機関に返す仕組みを導入する。」

再エネを仕入れる価格とは何か? 

固定価格買取制度で、40円とか36円とか行っている価格ではなくって、その価格の中に実は含まれている、電気を作るのに必要な原価(燃料費、発電所の動かす運営費)ってのが決まってるんだよね。

調べてみると、またこれ結構難しいネーミングでw、「回避可能費用」という言葉で「再生エネルギー特別措置法」で定義されてるみたい。

大体、10円ぐらいみたいです。
再エネを仕入れる価格というのは、この回避可能費用であって、だいたい10円ぐらいみたいね。

で、記事にある
電力小売りが企業に売るより高い市場価格に目をつけ、転売で多額の利益を得るケースがあった。」

ここもちょっと調べてみると、株の取引みたいに電力の取引市場がJEPXってのがあって、丁度太陽光が発電しているときの取引価格って15円ぐらいで取引されているみたい。

日本電力卸売所 JEPX での取引状況

そこに、10円で仕入れて15円で売って利益を得ている事をケースといってるようですね。

さらに、転売で多額の利益をという部分を調べてみると、JEPXに売れる再エネは50kW以上の高圧で、売る場合には発電予想も一緒にして売らないといけないということらしい。

実際には、発電予想が間違っててもなんの罰則もないので適当に予測してメガソーラーの発電をJPEXに流し込んで、1kw/h当たり5円の利益を得ている構造を「転売で多額の利益」ということらしいね。

だから、卸市場の取引価格に回避可能費用を連動させるとか、メガソーラの電力を卸市場に売れなくするとか制度を変えて、転売できなくさせる事を転売益返納ということらしい。

なんの知恵もだしていないのに、決めたれた制度の抜け道で利益を出している企業を締め出そうって事を考えているって事を言っているんだということと理解したよ。

再生可能エネルギー、太陽光に対するネガティブな感じを与えるニュースを配信させるような事は企業の存在意義を再考するぐらいに、やめて欲しいと思う。

実名は出さないけど、上場されてる企業がやってるようなのでね。実名だしてこうして儲けていますって言えない仕事はしちゃだめだねー。


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